~小さく僅かな貢献~
当サービス、癒しの時間は
2020年4月で立ち上げから5年目となります。
当初は「今日も0件で当たり前」という対応が日常にありました。
そこから少しずつですが改善を行い、
件数が増え、日々お客様にご利用戴くようになり徐々に成長して参りました。
その間にスタッフの人数も増え、現在で20人ほどになりました。
少しずつ、本当に少しずつですが成長をしております。
至らない事も多い癒しの時間を利用して戴いているお客様、
またスタッフの皆様の日々の努力も含め多くの方々のお力により成り立っております。
そんな癒しの時間の売り上げから、
私自身が以前から希望していました「寄付」という活動を微力ながら行う事が出来ました。
恵まれない境遇の子供達。
世界で貧困で苦しむ人々。
様々な団体が支援をしており、世の中は動いています。
私自身もこのサイトを通じて障害を持った方でも在宅で仕事が出来るよう、
受け入れてきました。
また現在でもその様な方を優先し、採用する気持ちに変わりはありません。
それと同時に僅かではありますが、
苦しむ方、恵まれない方へ、
人種、国境を問わずお力になれればと思いました。
以前のサラリーマン生活のみでは自身の生活、
子供にかかる費用だけでも不足気味で精一杯でした。
現在、立ち上げた事業である、
この癒しの時間を通じて沢山のお力を借りる事が出来、
少しでも障害者の方々、
貧困の方々に貢献する事を実現出来ました。
まだまだ僅かな寄付ではありますが、
今後、この癒しの時間の発展と共に社会貢献も増やせていく事が出来れば良いなと思っております。
下記3つの寄付を毎月行っております。
この寄付は私だけの力で行えているモノでは無く、
”お客様”、”スタッフ”、全ての方のお力で可能になっています事を、
ここでご報告させて戴きます。
あなたの力で募金が出来ています。
あなたの力で命が救われています。
本当にご協力ありがとうございます。
2020年2月
~Unicef 寄付活動~
公益財団法人 日本ユニセフ協会
【あなたの支援が彼らの未来を救える】
~国境なき医師団 寄付活動~
特定非営利活動法人国境なき医師団日本
【国の境目が生死の境目であってはならない】
~フローレンス 寄付活動~
認定NPO法人フローレンス
【あなたの第二の家族です】
公益財団法人 日本ユニセフ協会
たとえば1年間で、井戸のポンプ用器材1基分、あるいは、下痢による脱水症に苦しむ子どもを回復させるORS(経口補水塩)3,567袋に変わります。
たとえば1年間で、栄養不良の子どもを救う栄養治療食1,081袋、あるいは、子どもの免疫力を高めるビタミンA 18,000人(1年)分に変わります。
たとえば1年間で、3つの病気(はしか、風疹、おたふく風邪)に対する予防接種用ワクチン336回分、あるいは、保健員19人を研修する費用に変わります。
たとえば1年間で、緊急下の子どもたちを寒さから守る大判の毛布111枚、あるいは、生徒40人分の教材が入った「箱の中の学校」3セットに変わります。
~私にとって寄付とは~
寄付・募金は救いが必要な命のもとに直接行く事の出来ない人が行える小さな貢献です。
確かに自身の生活を捨ててまで貢献するという事はなかなか出来ません。
しかし一般的な会社に働き、少し多めかもしれませんが1日10,000円の給料とし、その10,000円を栄養が足らず飢餓状態にある子供達に摂取してもらえる栄養治療食に換算すると約3,500袋分にもなる事が分かります。
1か月の労働の1日を貢献(命を救いたい気持ち)に当てても良いのではないでしょうか。
寄付は医療や物資、栄養補助に変わるわけですが、
例えば一番分かりやすい栄養に関わる部分でも、
今の日本では通常の生活において飢餓を経験する事はあまり無い例でしょう。
食べ物が豊富過ぎる程にあり、
『食事=命を保つ手段』から
『食事=娯楽・快楽』と変わっています。
『食べ物=命を繋ぐ源(他の命)』から
『食べ物=嗜好品、収益の源』に変わっています。
コンビニ、レストランでも利用者に不満を与えないように必要以上に製造し、余れば処分という現実があります。
一般家庭においても同じ事が見られるでしょう。
そんな贅沢な生活の中で、
見えない海の向こうの食糧危機、医療不足が招く生存出来ない状態に対し、
『これで助かってほしい』と、
お金のみを寄付するやり方は、
偉そうな高みの見物にも思えると同時に、
そんな自分が偽善者であると悟る時も存在します。
何故なら、飢餓状態の人間に寄付を行い、自らは生きるために必要な“最低限以上”の食事をしながら『美味しかったね』と快楽を感じているからです。
しかし、そんな偽善であったとしても、
「偽善なら行わないべきか」の様な迷い等、
寄付を実際に行う事で救える命の大切さと比べる程の意味は全くありません。
私はこれからも可能な限り寄付という手段を通し、
”同じ時代”を生きる命に貢献していきたいと思っております。
癒しの時間 代表 大森謙太